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コナミコマンドって？という人に

ちょっと前に、Webサイトにコナミコマンドを実装するというのが話題になったことがありましたが、その時は面白いことを考える人がいるもんだと思い、自分も乗っかろうかと考えたのですが面倒だったので流してしまったことがありました。

以下が、話題の元になったと思われるブログ記事です。
[NS] お知らせ:「コナミコマンド」を実装しました

そうだ！コナミコマンドだ！

このコナミコマンドを有効活用するべく閃いたのが以下のブログ記事です。

ブログサイトで「ログイン」やら「編集」やらのアンカー付きで管理画面にリンクを貼っているケースがあるけども、Wikiでもない限り、極力こうしたリンクは出すべきではないんじゃないかな（編集できるのかなと思ってクリックする人がいるのかもしれないので）

＜中略＞

この備忘録でも管理者がアクセスしている思われる場合は、編集リンクや記事毎の人気度などいろんなリンクを追加している。つまり逆に言うと、管理者の場合はユーザに見せられない（見せる必要のない）いろんな内部データを載せるのも、いいんじゃないかなということです。

Liner Note：ちょっとしたアイデア(11)：一般ユーザが触っても仕方のない項目は隠すべき

これは、前々から感じていました。事実、このブログもアクセスしたユーザが管理者かどうかを判断して表示する内容を少しだけ変えています。例えば、Another HTML-lint gateway の結果ページへのリンクを表示することで、開いているページの文法チェックをしたり、Google Analyticsやウェブマスターツールにリンクすることで、アクセス解析のページにアクセスすることを簡単に行えるようにしています。そういった情報は、管理者以外がそのリンクをクリックする必要がないので、管理者のみに表示するようにしています。また、逆にアクセス解析のスクリプトは管理者のものはカウントしたくないので、管理者の場合はアクセス解析のスクリプトを埋め込まないようにしています。

これは、WordPress に用意されている is_user_logged_in() という関数を使って、アクセスしたユーザのログイン状況を見て管理者かどうかを判断することができるので問題ありません。

ただ、管理者だけどログインしていない場合は、ログインするためのリンクを表示したい。わざわざブックマークから選択したり、アドレスバーに直接打ち込むのが面倒なのです。でも、一般のユーザにはまったく必要ないし、そういった知識のない人がログインのリンクをクリックして、「何だこれは？」となることもあることを考えるとユーザビリティの面から見て良くないと思っていたのです。

前々から思っていたことだけど、改めて同じことを考えている人がいると知った時、何とかならんものかと考えたら閃いたのでした。 『そうだ！コナミコマンドだ！』 と。

なぜコナミコマンドなのか

前にも書きましたが、ログインしていない状態で管理者である私がアクセスした場合、私だけがログインのリンクを表示するには、私が管理者であることを証明しないといけません。でも、ブックマークからログインページを選択したり、アドレスバーに書き込むよりも面倒な方法だったら意味がありません。だったら、右手にマウスを持った状態で、左手で簡単に入力できるような隠しコマンドを入力すればログインへのリンクが表示されるようにしてしまえばいいわけです。

だから、本当にコナミコマンドを入力するとログインへのリンクが表示されるようになっているわけではありません。もっと単純なコマンドです。
コナミコマンドを打っても何かが起こるようにはしましたけど。

コナミコマンド有効活用の仕組み

1. ソース自体にはログインへのリンクは書き込んでおきます。WordPress だったら、wp_loginout() の関数を使えばいいでしょう。
2. CSS の display:none で、アクセス時はログインのリンクを非表示にします。
3. 隠しコマンドを入力して、JavaScript の style.display = "block" でログインのリンクを表示するようにします。

以上です。

ユーザビリティのことを考えるとほかにも隠しコマンドの有効な活用方法が出てきそうな気がします。

では、改めまして

コナミコマンドを実装したことをここに宣言します。