Linuxコマンドリファレンス [ln]

基本的なLinux(UNIX)コマンドのクイックリファレンス

lnコマンド

機能
ファイルやディレクトリへのリンクファイルを作成する。リンクファイルには、ハードリンクとシンボリックリンクがある。
ファイルの複数指定が可能であり、その場合はスペースで区切って指定するか、ワイルドカードが使用できる。またその際には、リンクファイルを作成するディレクトリを引数に指定する。
形式
ln (option) [fike / directory name] [linkfile / linkdirectory name]
オプション
-s シンボリックリンクを作成する
-f 同一名のファイルがあっても問い合わせなしに上書きする
-i 同一名のファイルがあった場合に問い合わせをする
-b 同一名のファイルがあった場合にバックアップ後に上書きする
-n 同一名のファイルがあった場合に処理を中止する。
-v 処理内容を出力する
コマンド例
ln file1 link1 link1というリンクファイル(ハードリンク)を作成する
ln -s file* /home/dir1 file*の条件に合うファイルのリンクファイル(シンボリックリンク)を/home/dir1に作成する
関連コマンド
cp
mkdir