ファイルサーバを立てた後に、少しでも楽に運用するためにしたことメモ。

ファイルサーバの使い方

基本的に、どのような環境で、どのような人が、どんな使い方をしているかは以下。

  • 会社で内部でのみ公開する共有サーバとして使っている。
  • 複数人が使うが、自分以外は Linux を使うことはできない。
  • 出社後、電源を入れて、退社時に電源を切る。
  • バックアップは定期的にとる。

楽したい部分

電源ON

狭い事務所とはいえ、サーバの場所まで行って電源をポチッとやるのは面倒。

電源OFF

Linux のコマンドを使えるのは自分だけなので、自分が電源OFF のコマンドを打つか、他の人全員に電源を切るコマンドを教える必要がある。
→ 自動化したほうが現実的。

バックアップ

直近の何世代か分のバックアップを自動化したい。

対処内容

電源ON

WOL で起動できるようにする。
Wake-on-LAN – Wikipedia

BIOS に WOL を有効にする設定箇所があった。

CentOSをWOLで起こす : Yorozuyah.com

後は、マジックパケットを送信するソフトを各クライアントに入れておく。
以下のソフトを使うことにした。
MagicBootの詳細情報 : Vector ソフトを探す!

解決。

電源OFF

サーバから各クライアントに PING を通して、全てのクライアントが無反応ならシャットダウンするシェルスクリプトを書く。
Cron で定期的にシェルを実行するようにする。

解決。

バックアップ

シャットダウン前に、数世代分のバックアップファイルを内部に作るシェルスクリプトを書く。
シャットダウンごとにバックアップをとると1日に何回もバックアップしてしまうこともないとはいえないので、前回のバックアップ情報を見てある程度、間隔をあけてバックアップする。
上記の電源OFF用のシェルスクリプトから呼び出すようにする。

半分解決。

内部のバックアップとは別にスパンをあけて、外部にも自動でバックアップできるようにしたい。
今のところは、外部には手動でバックアップをするようにしている。
外部のへのバックアップは外付けの HDD にしていて、物理的に抜き差しする作業が発生するので自動化するのは現実的にちょっと難しい。

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