ファイルサーバの調子が悪い。ファイルのコピーや移動をしているとネットワークの遅延とかなんとかいうエラーが出てたまに失敗することがある。
サーバを立てたときから調子が悪かったし、やり直せばほぼ成功するので致命的というほどでもなしほったらかしていたけど、たまたま下記の記事を読んでネットワーク速度の調査をしてみた。
ウノウラボ Unoh Labs: サーバのネットワーク速度の調査/測定方法
HW 情報を調査
まず現在の NIC の HW 情報を lspci で調査。
$ lspci -vvv | grep Ether
エラーが出た。
-bash: lspci: command not found
パスが通っていないみたいだった。スーパーユーザになったら使えた。
回線速度を測定
回線速度を netperf で測定。
ダウンロード
netserver を立てる必要があるので、下記を参考。
Linux版は、下記のページから netperf-2.4.5.tar.gz をダウンロードしてきた。
Windows版は、下記のページから 『netperf-2.1pl1.exe と netserver-2.1pl1.exe』または『puddy_netperf.exe と puddy_netserver.exe』をダウンロードしてきた。両方使ってみたけどどちらも使えた。
(netserver-2.1pl1.exe は XP、Vista、7 で試したがすべて使えた。
/dist/networking/benchmarks/netperf/binaries/2.1pl1/win32/x86/ のインデックス
インストール
Windows はダウンロードして適当な場所に保存するだけ。特別なインストール作業は不要。
Linux は下記を参考。
Netperf でLANをチェック
Care and Feeding of Netperf 2.4.X
$ cd /usr/local/src $ cp /tmp/netperf-2.4.5.tar.gz . $ tar xvfz netperf-2.4.5.tar.gz $ cd netperf-2.4.5 $ ./configure (Makefileが生成される。) $ make $ make install
/usr/local/bin/ 配下に netperf と netserver が生成される。
実行
Windows版 は netserver-2.1pl1.exe をダブルクリックで実行。
下記のコマンドプロンプトが立ち上がる。
Starting netserver at port 12865
その後コマンドプロンプトを立ち上げて、下記を実行。
$ netperf-2.1pl1.exe -H 192.168.XXX.XXX
Windows版 は netserver-2.1pl1.exe をダブルクリックで実行。
下記のコマンドプロンプトが立ち上がる。
Starting netserver at port 12865
その後コマンドプロンプトを立ち上げて、下記を実行。
$ netperf-2.1pl1.exe -H 192.168.XXX.XXX
Linux版 は netserver を実行。
$ netserver
Starting netserver at port 12865
$ netperf -H 192.168.XXX.XXX
調査結果
ファイルサーバへアクセスした場合に回線速度が異常に低いことだけはわかりました。そのあとの対策がどうしていいものかわからなかったのでここで挫折。
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